【とにかく過去問をこなす?】電験三種 理論科目の学習法を紹介!!

電験三種の資格取得には【理論・電力・機械・法規】という4科目に合格しなければいけません。このうち一般的に高難易度と言われいているのが、理論・機械科目になります。この記事では、2018年に電験三種を取得した私の理論科目合格に費やした時間と学習過程について話をしたいと思います。どのように勉強計画を立てればいいかわからない方はぜひ最後までご覧になってください。

この記事は以下のような人におすすめです。

  • 電験三種取得を目指している方
  • 電験三種理論科目の科目合格を目指している方
  • 電験三種理論科目の勉強時間、勉強期間、勉強方法を知りたい方

機械科目に関しても同類の記事を書いておりますので、そちらもぜひ参考にどうぞ。

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前提:私のスペックは(同類記事を読んだ方は飛ばしてください)

本題に入る前に私のスペックを紹介しておきます。

私は地方国立大学の電気電子工学科を2010年に卒業、2012年には大学院の情報系の専攻を修了しております。電気系の知識は大学4年間分備わっております。また、2012年4月に就職してから現在まで電気関係の設計業務に従事してきました。

この記事をご覧になっている方は上記を考慮した上で以下の内容を読み進めていただき、自身のイメージにつなげて行っていただければと思います。

結論:私が理論科目合格に費やした時間は

171時間です。

これが私の費やした理論科目の勉強時間です。

この勉強時間で理論科目に合格できました。(自己採点では8割程度の点数をとっていたと記憶しています。)

では、次からはこの時間をどのように使って理論科目の合格に至ったのかを話していきたいと思います。

勉強期間と参考書・問題集ごとの勉強時間は

私が理論科目の勉強をしたのは2017年9月〜2018年9月です。この一年の時間をどのように使っていたかを以下にまとめました。ちなみに勉強時間は期間における合計時間で示しています。一日単位では示していません。この理由ですが、当然勉強している日もあればしていない日もあるし、ガッツリ数時間勉強する日もあればほんの数分の日もあるからです。

2017年9月〜11月

参考書:これだけ理論

この期間の勉強時間:約82時間

2017年度の電験三種の試験終了後は法規の科目合格(自己採点ですが)があったこともありモチベーションが上がっておりました。しかし、11月中旬ごろから徐々にモチベーションが維持できなくなり・・・

2017年12月〜2018年5月

完全にサボっていました。何にもしていません。頭の中では「やばい、そろそろ勉強始めないと。」と思っていましたが、やる気が全く出ませんでした。笑

ただこの期間に全く電験に触れていなかったというわけでもなく、実はyoutubeのあるチャンネルの動画を視聴していました。このチャンネルについては別の記事で紹介しているため、気になる方はぜひご覧になってください。

2018年5月〜試験日まで

問題集:電験三種過去問マスタ理論の15年間

この期間の勉強時間:89時間

私の場合は2018年に理論・電力・機械の科目合格を狙っていたため、理論に関しては89時間程度の時間となっていますね。ちなみに理論以外の科目も含めるとこの期間で約300時間弱の時間を勉強時間にあてていました。

参考書・問題集の活用方法は

電験三種の理論科目合格のために活用した参考書・問題集は【これだけ理論】【電験三種過去問マスタ理論の15年間】の二つですが、これらについて、具体的にどのように勉強してきたかを話したいと思います。

これだけ理論

まずは人通り読みました。演習問題が途中にあるのですが、やったりやらなかったりです。まず、全体を学習範囲を把握したかったため、参考書を読み進めることを意識しました。(演習問題とかをやっていくと、途中で壁にぶち当たってやる気なくす→挫折というもの怖かったですしね)

全体を一度通した後は演習問題(チャレンジ問題)を2周しました。この時大切にしていたことは以下の2点です。

真剣に考えすぎずに(考えても3分くらい)分からないと思ったらすぐに答えをみる

電験三種の試験は時間との戦いもあります。限られた時間の中で初見の問題を解き切らなければいけません。なので、長考する癖は良くありません。問題の解き方がわからないときはさっさと諦めて回数をこなすことを優先しましょう。一つ一つに時間を使いすぎると「わからない」がどんどん増えて挫折してしまいます。どんどん数をこなして「これは解ける!」を増やし、自信をつけていきましょう。

正解した問題には○、たまたま正解したら△、不正解なら×の印とその隣に日付を記入する。

○をつけた問題は以降解かなくても大丈夫です。不安になるかもしれませんが、安心してください。理解力はどんどん上がっていくので期間が空いても絶対に解けます。

△・×をつけた問題は必ずもう一度解いてください。また×ならもう一度。ただ3回程度回しても×が続くようであれば諦めてしまってOKです。電験三種は100点で合格の試験ではありません。解ける問題を増やしていくことが大切なので深追いは禁物です。また、「△はもう一度解く対象なので×でもいいのでは」と思われるかもしれませんが、×にはしません。演習問題1周目が終わった段階ではおそらく×がほとんどです。2周目に行った時に×ばかりだと凹みませんか?笑 そういうことです。

電験三種過去問マスタ理論の15年間

やることは一つです。

とにかく解きまくる!!

大切にしていたことは、前述した【これだけ理論】とほぼ同じなんですが、若干考え方が違うところもあります。

分からない問題に関して、3分間はがむしゃらに解こうと試みる

参考書のレベルでは真剣に考える必要がないと言いましたが、これは過去問題集、いわゆる実際の試験で出てきた問題です。関連する公式を列記してみたりする等してまずはがむしゃらに立ち向かってください。ただ3分経っても解法が思いつかなければ諦めてください。試験においても重要な考え方ですが、諦めが肝心なんです。

正解した問題、不正解した問題問わず、何度も解く

過去問はとにかく解きまくって自信をつけてください。そして、解けるようになった問題は「計算過程や導出」を省略せずに解いてください。実際の試験ではもちろん省略できるところは省略して構わないのですが、こと学習中はしっかりと過程や導出を記述するようにしてください。細かく導出を記入することで本質的な理解につながります。

最後に

いかがだったでしょうか。今回は私の経験をもとに電験三種理論科目合格への勉強時間や勉強方法についてまとめてみました。

理論科目本当に難しいですよね。ただ、理論科目は他の科目に繋がっているところが非常に多く(共通科目と行ったらわかりやすいですかね)学べば学ぶほど他の科目の理解もしやすくなってくると思います。

みなさんもこの記事を参考に、理論の科目合格、電験三種の資格取得に向けて頑張ってください!

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