電験三種の通信講座選び方4選!メリットデメリットや注意点も紹介!

通信講座の選び方
電験うけ太郎

通信講座ってみんなどうやって選んでるんだろう・・・

自身の勉強時間や向いている勉強方法を考えずに通信講座を選ぶと失敗します。

この記事では、電験三種通信講座をうける前に必要な情報をまとめています

そもそもあなたに向いているかどうかもわかるよ!

この記事の結論を先に紹介:通信講座は以下の手順で選びましょう!

①自分の通信講座を選ぶ基準(カテゴリ)を決める→この記事で紹介!

②選んだ基準(カテゴリ)のランキングを見る

③資料請求して通信講座を比較する

④ 通信講座を受講する

『②選んだ基準(カテゴリ)のランキング』は以下の記事で紹介しています。

【2022年9月】電験三種のおすすめ通信講座ランキング!11社を徹底比較!

見たいところから読める目次

通信講座のえらび方の基準は5つ

通信講座のえらび方は以下4つ基準でえらびましょう。

  • 学習スタイル
  • 受験科目数
  • サポート体制
  • 予算(かかる費用)
  • 講座の知名度

学習スタイル

学習スタイルは参考書で勉強するテキスト学習か、動画講義を試聴して勉強する動画学習の2つです。

それぞれの特徴を比較します。

テキスト学習
動画学習
  • 参考書の図解や文章で内容を理解していく
  • 教材は参考書だけなので、数分単位での勉強が可能
  • 3万円台〜7万円以下で受講できる
  • 動画でイメージしながら理解していく
  • 1つの講義に短い動画で15分、長い動画で1時間程度の時間を要する
  • 6万円〜高いものでは30万円程度費用がかかる
電験うけ太郎

それぞれの特徴はわかったけど、テキスト学習と動画学習のどちらが向いてるのかな?

それぞれの向いている人も紹介します!

テキスト学習に向いている人
・基本はテキストだけでもくもくと勉強したい
動画はYoutubeなどで十分(テキストとの一貫性はいらない)
・できるなら費用は抑えたい
動画学習に向いている人
・テキストと一貫性のある動画講義で勉強したい
・時間をかけてみっちり勉強したい
・費用があるていどかかることも覚悟できている

動画講義は思った以上に時間がうばわれるし、勉強した気になることを覚えておいて!

受講できる科目数

受講できる科目数で選ぶ時のイメージは以下のとおり。

  • 残り1科目、絶対に合格したい
  • 苦手科目合格のために!

講座によっては4科目セットの講座や1科目だけ受講できる講座などさまざまあります。
科目合格をねらっている場合などは良く確認しましょう。

サポート体制

質問サポートや添削課題などサポートの体制も良く確認しましょう。

サポートがイマイチだと、わからない時に誰にも聞けずに挫折してしまいます。

講座が合わなかった時の補償として、受講費の返金可否についても確認しておくべきです。

予算でえらぶ

予算がないと通信講座をしぼれなかったり納得のいく講座を選べません。

冒頭でも書いた通り電験三種には多くの通信講座があるからです。

気にしすぎても良くないですが、費用を出して通信講座を受ける以上「お金を無駄にしないためにも、勉強頑張らないと」という気持ちにもなります。

講座の知名度でえらぶ

こちらも気にしすぎても良くないです。でも例えば以下のような場合。

  • 無名で安い講座
  • 有名で高い講座

どちらかをぜった受講しなければいけない場合、後者の講座を選択する人がほとんどです。

このような観点から講座の知名度も基準に入れています。

独学と通信講座の違いは3つ

独学と通信講座では以下の部分が違います。

  • 教材の質
  • 勉強スタイル
  • かかる費用

教材の質

独学で使う参考書は市販の参考書で、通信講座で使う参考書は独自の参考書がほとんどです。

TACやe-DENなど市販の参考書を利用する講座もありますが、それらは全て動画講習がメインの通信講座になります。

市販の参考書と通信講座独自の参考書の違いは以下のとおり。

市販の参考書
独自の参考書
  • 電験三種取得に必要な知識を、網羅的に学べる
  • 分厚いものが多い
  • 過去問を分析し、重要なところを効率的に学べる
  • 薄いものが多い

通信講座では薄く要点をしぼった参考書になっている代わりに、式の導出や説明がはぶかれていることも。
しかし通信講座では質問サポートがあるため、不明点があれば質問を受けることが可能です。

サクサクとテキストをすすめられて、わからないところがでたら質問!

勉強スタイル

独学と通信講座の学習スタイルは以下のように異なります。

勉強スタイル独学通信講座
テキスト学習
通信講座
動画学習
通信講座
動画学習
参考書市販独自市販独自
動画学習youtubeyoutube独自の動画講座独自の動画講座
質問先SNS
知人、同僚
通信講座メーカ通信講座メーカ通信講座メーカ
解き方の添削なしありありあり

※上表中の「添削」は解き方の質問(自分の計算方法などをチェックしてもらう)です。
※※質問や解き方の添削サービスがない講座もあります。(本記事の後半で説明)

表を見ると分かるとおり、大きく違うのは不明点が質問できるかどうかです。

独学の場合はわからないところを聞く正式な場がないため、SNSや周りに頼るなど自力でなんとかしていくしかありません。

一方で通信講座であれば通信講座メーカに質問できます

独学の場合は「何度もテキストを読む、ネットで調べまくる、急にひらめく」みたいな感じで不明点を解消していきます。時間がある人はこの方法で全然問題ないです!

かかる費用

勉強スタイル独学通信講座
テキスト学習
通信講座
動画学習
通信講座
動画学習
かかる費用〜20,000円33,000円〜69,000円58,100円〜320,000円68,300円〜179,300円
JTEX、たのまな、キャリカレ、能力開発研修センター、ユーキャン日本エネルギー管理センター、e-DEN、CIC、TACJTEX、SAT、能力開発研修センター、翔泳社アカデミー

独学では信頼性のある質問先がない代わりに費用は比較的安く、通信講座では費用がかかる分質問サポートなどが充実しています。

電験三種の通信講座|メリット

メリット
メリット
  • 勉強方針に迷うことがない
  • 参考書が薄い
  • わからないときに質問できる

メリット1:勉強方針に迷うことがない

通信講座メーカによっては教育カリキュラムが定められているため、受講者は『通信講座のカリキュラムにそって勉強を進めていけばいい』ということになります。

当ブログの独学勉強法ではそもそもスケジュールを立てない勉強法をおすすめしているため、スケジュール通りに勉強したい人にとっては通信講座はおすすめの勉強法になります。

メリット2:参考書が薄い

いくつかの通信講座メーカを除いてほとんどのメーカでは独自の教材を扱っています。
独自教材はメーカによって厳選されていることが多く、参考書が薄いです。

1年で効率良く学習できるような工夫がされていると言えます。

メリット3:わからないときに質問できる

通信講座では電話やメール、手紙を使って講師への質問ができます。

独学でもネットを駆使すれば不明点を解消することはできますが、相手がわからないネットよりも通信講座メーカに在籍している講師の方が信頼できるのは間違いありません。

また、通信講座によっては添削課題も複数回受けられ、この添削課題では客観的に見た自身の苦手分野を指摘してもらえます。

電験三種の通信講座|デメリット

デメリット
デメリット
  • 受講費用が高い
  • スケジュールが過密
  • モチベーションの管理は自身で行う

デメリット1:受講費用が高い

独学のメリットでも記載していますが、改めて以下の比較を見てみましょう。

独学で勉強した時のコスト
  • テキスト代・・・15,000円
  • 問題集代・・・・12,000円
  • 合計・・・・・・27,000円 
通信講座で勉強した時のコスト

通信講座受講費・・・280,000円

上記費用の算出は以下を参考にしています。

  • テキストは【これだけシリーズ】
  • 問題集は【15年分の科目別過去問】
  • 通信講座受講日は【TAC/4科目完全合格本科生】

やはり独学と比べてしまうと10倍ほどコストに差が出てきます。

10万円以下で受けられる通信講座もありますが、独学よりは高いです。

合格の保証もありません・・・

デメリット2:スケジュールが過密

独学では極端に言えば3年以内に4科目に合格すればいいのですが、通信講座のカリキュラムでは基本的に1年以内の合格を目指すものとなっています。

一般的な勉強時間の1000時間に値する勉強を1年で行わなければいけません。
よって、日々の勉強時間は多くなります

デメリット3:モチベーションの管理は自身で行う

スケジュールが設定されているのが通信講座のメリットと言いましたが、スケジュールの管理は自身でする必要があります。

モチベーションも自分で維持し続けなければいけません。

やることは決まってるけど、スケジュールやモチベーションを維持するのは自分自身です!

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電験三種の通信講座|受講するときの注意点

受講前の注意点

電験三種通信講座を受ける間に注意すべきことは、以下の3点です。

  • 通信講座を受けてまで取る資格なのかを確認
  • 受講費用だけで通信講座を選んではいけない
  • サポート体制をよく確認する

通信講座を受けてまで取る資格なのかを確認

あなたにとって電験三種が必要な資格なのか、価値のある資格なのかを確認しましょう。

  • みんながうけるから・・・
  • なんとなく便利そうだから・・・
  • 会社でとれって言われたから・・・

上のような理由であれば、まずは独学から勉強しましょう。反対に下のような理由であれば価値がある資格と言えます。

  • 電験三種の資格を活かして就職・転職したい!
  • ビルメンになりたい!
  • 会社の上司や同僚、部下に認められたい

資格の価値がわかっていないと勉強する目的があいまいになり、モチベーションが下がってしまいます
電験三種をとるとあなたの生活にどんな変化があるかをよく確認しましょう。

価値が見出せない時は転職サイトを利用して価値を知る

もし受験する価値がみいだせないときは、転職サイトに登録するのがおすすめです。

転職サイトに登録することで、電験三種の資格を活かした仕事や、平均年収がわかります

価値がわかると目的もはっきりします。

電験三種を取得した自分の価値を知るためにも、転職サイトへの登録はおすすめです。

受講費用だけで通信講座を選ばない

電験三種の通信講座の費用だけで講座の良し悪しは判断できません
以下は間違った解釈です。

  • 受講費用が高い → 質の良い通信講座
  • 受講費用が安い → 質の悪い通信講座

通信講座の講座内容や受講期間、サポート体制によって費用が変わるため、費用より中身をよく確認して適切な講座を選びましょう。

電験三種のおすすめ通信講座は以下の記事でくわしく紹介しています。

費用で比較したい場合は1日あたりの金額まで落とし込む

受講費用だけで選ぶことは間違った解釈と言いましたが、それでも費用で比較したい場合は以下の方法で比較しましょう。

日割り換算
受講費用÷学習期間(日数)=1日あたりの受講料

たとえば、受講費用10万円で学習期間が半年(183日)とすれば、1日あたりの受講費用は100,000(円)÷183(日)≒546円となります。

日割り換算すると「毎日いくらまでなら自己投資に充てられる」という感覚でも通信講座を選ぶことができます。

費用学習期間日割り換算

2,980円/月なし
(月額支払期間中)
99円
33,000円6ヶ月180円
33,000円6ヶ月180円
46,200円3ヶ月502円
49,600円10ヶ月163円
58,100円6ヶ月317円
69,000円12ヶ月189円
97,000円記載なし
119,680円12ヶ月332円
143,000円
(入会金含む)
12ヶ月391円
179,300円12ヶ月491円
通信講座比較表

サポート体制をよく確認する

通信講座でもっとも重視する点は質問などができるサポート体制です。

なぜならテキストやオンライン講義でわからないところがあったとき、すぐに解決できないからです。

サポートがあれば不明点がでたときに、メールや電話、FAXなどで質問をし解決できます。

以下は各通信講座で、質問サポートの有無だけをピックアップした表です。

費用質問方法

2,980円/月月5回
Zoomオンライン相談会(別途料金)
33,000円なし
33,000円郵送
46,200円郵送
(質問用紙6枚)
49,600円メール
(無制限)
58,100円郵送
FAX
メール
(無制限)
69,000円郵送
メール
(無制限)
97,000円メール
電話
(回数不明)
119,680円Zoom(5回)
メール(30回)
143,000円
(入会金含む)
郵送
メール
オンライン質問
179,300円FAX
メール
電話
通信講座サポート比較表

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電験三種の通信講座|受講前にすべきこと

受講前にすべきこと
  • 勉強にあてられる時間を確認する
  • 家族と相談する
  • 資料請求する

電験三種の通信講座受講前に上の3点を行わないと、勉強がおもうようにできず失敗します。

なぜなら3つの確認事項をしないと、あなたに合った通信講座がわからないからです。

たとえば以下のようになることも。

  • 毎日1時間程度しか勉強できないのに、短期間でみっちり勉強する通信講座を選んでしまう
  • 家族のために頑張って勉強しても、家族に資格勉強を理解してもらえない
  • 思っていたイメージと違う講座でやる気が続かない

これら3点を具体的に紹介するので、確実に実施してください。

勉強にあてられる時間を確認する

平日と休日に分けて、以下の時間を考えてみてください。

  1. 最低でも確保できそうな勉強時間
  2. すきま時間
  3. 無理すれば確保できる勉強時間

普段は①と②が勉強にあてられる時間で、試験2ヶ月前程度からが①〜③を合わせた時間とイメージしてください。

多くの勉強時間が確保できるのであれば、学習期間の短い通信講座でもついていけます。反対にあまり時間が確保できないのであれば、学習期間にゆとりのある通信講座を受けるべきです。

家族と相談する

通信講座を受講する前に家族とかならず相談してください。

相談しないと以下のような形でトラブルになってしまいます。

  • 勝手に高額な受講費をはらったことで、口論になる
  • 家族の時間を勉強時間にあてることになり、反感をかう

資格取得は自分のためであると同時に、家族のためでもあります。

事前に話をして理解を得ることが必要です。

資格取得の価値について熱意を持って家族に話しましょう!

資料請求する

電験うけ太郎

イメージと違った・・・

資料請求は無料で講座のなかみがしれます。『資料請求してよく確認しておけば良かった』と後悔しないように必ず事前の資料請求をしましょう。

電験うけ太郎

とは言っても、資料請求するとしつこく勧誘されたりしないのかな・・・

勧誘の電話はほとんどありませんが、まれにかかってきます。検討対象から外した場合は「他の通信講座に決めました」と返答すればOK。

仮に電話が来るパターンは以下のとおり。

  • 電験三種の受講歴などの調査
  • 講習会の案内
  • 勉強のアドバイスをしてくれることも

以下で資料請求できる通信講座をまとめています。

スクロールできます
費用資料請求可否電話連絡有無公式サイト

2,980円/月LINE問い合わせ日本エネルギー管理センター公式サイト
33,000円可能無したのまな公式サイト
33,000円不可JTEX公式サイト
46,200円不可能力開発研修センター公式サイト
49,600円可能可能キャリカレ公式サイト
58,100円可能講座の打診e-DEN公式サイト
69,000円可能無しユーキャン公式サイト
97,000円可能無しCIC日本建設情報センター公式サイト
119,680円可能無しSAT公式サイト
143,000円
(入会金含む)
可能無しTAC公式サイト
179,300円可能受験の動機
講習会の案内
翔泳社アカデミー公式サイト
通信講座比較表

特に動画学習ができる講座(翔泳社アカデミーやSAT、TACなど)は、資料請求することで一部の講座を無料体験できます。動画教材が用意されている講座は資料請求することで、受講後のミスマッチがほぼなくなります。

電験うけ太郎

どの講座の資料請求をしようかなぁ・・・

以下の記事にて通信講座のおすすめランキングを紹介しています。価格や学習スタイルごとのランキングも紹介しているので、あなたにぴったりの講座が見つかります。

【2022年9月】電験三種のおすすめ通信講座ランキング!11社を徹底比較!

電験三種の通信講座|後悔のない通信講座えらびをしよう!

通信講座を選ぶときは以下の流れで決めていきましょう。

①自分の通信講座を選ぶ基準(カテゴリ)を決める →この記事で紹介!

②選んだ基準をもとにランキングを見る→別の記事で紹介!

③資料請求して通信講座を比較する

④ 通信講座を受講する

①の基準(カテゴリ)は以下の4つです。

学習スタイル
テキスト学習が向いている!
動画学習が向いている!
など、向いている学習方法で選ぶ
受験科目数
後1科目で合格!
絶対落としたくない科目がある!
など目的にあわせて選ぶ
予算
学習スタイルとあわせて検討
講座の知名度
こちらも学習スタイルとあわせて検討

基準が決まったら、ランキングを確認し気になる講座の資料請求を行います。

電験うけ太郎

こんなはずじゃ・・・

そうならないよう、資料請求と比較は確実に行いましょう。

【2022年9月】電験三種のおすすめ通信講座ランキング!11社を徹底比較!

自分にぴったりの通信講座で、電験三種に合格しましょう!

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